認知症の症状について
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2023/11/03
コラム
認知症の症状は物忘れとは違い、自分の行動を忘れてしまうなど様々な症状があります。
また認知症と言っても、人によって現れる症状は大きく異なるんです。
そこで今回は、認知症はどのような症状が現れるのかを具体例をもとに紹介していきます。
▼認知症の症状
認知症は、初期・中期・後期の3つの症状に分けられます。
具体例と合わせて、どのような症状があるのか見ていきましょう。
■初期
認知症の初期症状の特徴として、進行性の記憶障害が挙げられます。
具体的に時間や場所が分からなくなる、人のことを徐々に忘れてしまうなどの傾向があります。
パッと見は何も異変を感じることはありませんが、身近な人でなければ気がつかない症状とも言えるでしょう。
具体例として短い間隔で何度も同じ話を繰りかえす、今まで好きだった趣味や日課に無関心になるなどです。
「あれ?」と何か異変を感じることがあれば、注意深く観察してみてください。
■中期
身体機能に問題はなく自由に行動ができるため、心理症状によって徘徊してしまい迷子になるケースなどがあるのです。
また場所や時間の認識が分からなくなるだけではなく、家事を行うことも難しくなります。
言葉を上手く発せられない、日常生活を送るのに介助が必要になるのが中期症状です。
■後期
後期になると、寝たきりの状態になっていきます。
家族を認識できなくなり、表情も徐々に失われ反応しなくなってしまうのです。
さらに意思疎通が難しくなるため、尿意や便意を伝えられないまま失禁をしてしまいます。
座っていることすら難しくなり、寝たきりへと進行していくのです。
▼まとめ
認知症の症状は「初期」「中期」「後期」と大きく3段階に分けられます。
生活しやすい環境を整えるためにも、症状に合ったサポートを慎重に検討しましょう。
『いちばん星』では専門スタッフによるきめ細かなサポートによって、一人ひとりに合わせたニーズにお応えします。
少しでも家族との時間を有意義に過ごせるように、デイサービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。