高齢者に多い骨折について解説
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2023/01/01
コラム
高齢になってから骨折をしやすくなったという方もいらっしゃると思います。
高齢者の骨折は、骨粗しょう症によって骨が脆くなることから発生しやすくなるのです。
こちらの記事では、高齢者に多い骨折について解説させていただきます。
▼高齢者に多い骨折
■大腿骨近位部骨折
段差や足のもつれから転倒してしまうことで多く発生する、太腿の付け根あたりの骨折です。
痛みから歩けなくなってしまう方も多く、社会問題としても取り上げられています。
■脊椎圧迫骨折
転倒し、尻もちをつくことで起こる背骨の骨折です。
骨粗しょう症が進行して骨が弱くなってくると、日常生活の中で発生してしまいます。
そのことから「いつの間にか骨折」と呼ばれているのです。
■上腕骨近位部骨折
転倒した際に、肩や肘を強く打ち付けてしまうことで発生する骨折です。
二の腕付近が痛くなり、物を持ち上げたり移動させるのが難しくなってしまいます。
■橈骨遠位端骨折
転倒した際に、手をつくことで発生する手首の骨折です。
▼高齢者の骨折の予防法
高齢者の骨折の予防には、骨粗しょう症のケアが大切です。
カルシウム・ビタミンD・タンパク質などの栄養素の摂取や、定期的な運動・日光浴などを行いましょう。
また転倒しないために、段差予防のシートを使うなど生活環境の配備が必要です。
▼まとめ
高齢者に多い骨折は、大腿骨近位部骨折・脊椎圧迫骨折・上腕骨近位部骨折・橈骨遠位端骨折が挙げられます。
いずれも骨粗しょう症が原因のケースが多いので、カルシウムやビタミンDなどの栄養素を積極的に摂取しましょう。
また転倒防止のための予防のために、生活環境を配備することも大切です。
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